2021/8/21 第45回経営者モーニングセミナー
今週は、堺市御陵倫理法人会1周年記念の週であり、ご講話は心理学が専門の松井先生。綿密に練られた講話で深い学びが楽しく得られました。また、20歳のゲスト様が、松井先生の保育園の卒園生という偶然のご縁に更に感動。大人気の 漫画・アニメが大人の学びになるという、学びの姿勢の大切さを感じました。
講話「良い組織、ダメな組織 鬼滅の刃に学ぶ」松井直輝 大阪北区倫理法人会 相談役(学校法人泉新学園 名誉理事長)
2009・2010年は倫理法人会の「職場の教養」のコラムを担当していた経験をお持ち。 主業は、幼児教育の施設を7カ所運営。 他にも、人間力UPの心理学セミナー等を行っている。 保育園の先生として、成人を迎える卒園生に“ライオン”と“シマウマ” の心理例話を贈っている。 ライオンが狩りをするのは、空腹による自発性。 に対して、シマウマが逃げる理由は、恐怖からの逃避・恐怖のモチベーションである。 自ら進んで動くライオンのような人間になれるように、と言葉を贈っている。 そこに加え、さらに目指すべき対象に出会った。 それが、大人気漫画『鬼滅の刃』の主人公:竈門炭治郎。 炭治郎のモチベーション=希望(妹のねずこを人間に戻す)。 炭治郎の根性=人の為に頑張るという根性。 自分の為の根性と人の為の根性はまるで質が違う。 世の経営者は、まずは自分の為というモチベーションで良いが最終的には人の為のモチベーションでなければならない。 さらには“柱”と“十二鬼月”という敵味方の組織の妙。 “柱”はお館様の為というモチベーションだが、“十二鬼月”は鬼舞辻無惨への恐怖心のモチベーション。 皆さんは、同僚・部下から慕われていますか?武器を持っていますか? 突出した武器を持っていると思われる五輪選手は、100万人に1人の存在。 なかなか100万人に1人という特技は持てずとも、100人に1人の武器を3つ持てば、100×100×100=100万人に1人になれる。 松井氏は20代でTAという心理学に出会い、30代でお笑いを学び、40代でペットを学ぶことによって100人に1人の武器を3つ持ち、“夢”を30年かけて叶えてきた。 最後は脳の状態とモーニングセミナーの意義について。 人間力の高い人は常に脳の状態が“快”の状態にある。 脳は、快と不快を同時にはイメージできない。 “快”の状態に切り替える考え方が出来る様にする。 『セロトニン』→太陽の光・運動・感動 『オキシトシン』→母性ホルモン・人のお世話=お役を受ける モーニングセミナーは、元気をもらいに来るのも良いが、皆が与えあう集団になっていきたい。
会員スピーチ 森留 禎雄 実行委員(森留登記測量事務所)
202 約1年前に入会。2021 年2月に方の怪我で5週間の入院を経験。 万人幸福の栞の疾病信号を感じる。 自分で全て抱え込む傾向にあった為、これを機に見直す必要性を感じた。講話では、家族の 大切さや親への感謝の話が沢山聞くことが出来る。次は、自分が実践をして皆様に伝えられ るように実践を重ねていきたい。
また、本日も御陵に新しい仲間を迎え、入会式を執り行うことができました。 的場 隆さん(株式会社スーパーツール) 共に学んでいきましょう、今後ともよろしくお願いします。 (会長は恒例のお花スタイルにて)
さらに、本日は御陵の仲間のお誕生日お祝いの場を持ちました(8月生まれの方々)。 倫理にとって誕生日は両親先祖への想いを新たに抱く大切な日。 素敵な一年を重ねて参りましょう。 贈呈された記念品は、御陵法人会の刻印入りノート(1年分のMS週数相当)です。
モーニングセミナー後はいつもの通りアゴーラ最上階サファイアの間で朝食交流会にて気付きをシェア。 素敵な一日の始まりとなりました。
(講演者に掲載の許可を得ています。無断転載は禁止させていただきます。)