2021/6/19 第39回経営者モーニングセミナー
今週は、御陵の仲間お二人によるW講話。ご家族含め沢山の応援が来ていました。お二人共に、家族への感謝があっての今がある、という気持ちで日々を過ごされており、感謝の大切さや声に出して伝えるという大切さを再確認させて頂きました。
講話「本気の感謝」高原洋一 堺市御陵倫理法人会 実行委員(株式会社グローヴアーツ 代表取締役)
1974年1月2日生まれ、47歳の髙原洋一氏。 22歳でBMWの自動車整備士ををしていた髙原氏は、30歳で独立するという夢を抱き、植木職人の道を選ぶ。 そして、30歳の頃に念願の独立を果たす。 35歳の時には、事務所を移転して同時にバリの雑貨をオープン。 仕事は順調に軌道に乗るも、それと引き換えに家族の会話は減っていく一方であった。 創業当時は、妻と子が現場で手伝いをしてくれていたことが懐かしい。 ある経営者塾で、部屋の空調について後から言及すると 『なぜ、それをその場で言わない? あなたがそれを言うとみんなが救われた』 と指摘され頭に雷が落ちたような衝撃を受ける。 全て、人のせいにしていた自分に気づく。 そして38歳のある日、息子に部屋の外から謝罪し、すると翌日から息子の反応が少しずつ変わる。 今まで、自分のコントロールできない部分に力を入れて、不平不満をこぼしていた。 1泊2日で100 万円の経営理念構築の塾に思い切って参加。 そして、“喜びを絆へ”のモットーが自分の中で一本の軸として通る。 本業以外のギャラリーやカフェに注力してしまい、8人いた従業員はいつの間にか2人に減っていたが、3人で本当の再出発が始まる。 人間力を磨けば米でも作れる(米を作れる能力の人が集まってくれる)。 そして、身近な人から幸せにしていくと心に決める。 盟友である中澤秀紀氏(堺市御陵倫理法人会 副会長)からも、 『今の環境が無くなるとどうですか? そう考えると周りの存在に感謝ですよ!』 との言葉があり、髙原氏は誓った。 心の皮を何枚めくってもマトリョーシカの如く感謝が出てくる人間になると。
講話「私の「万人幸福の栞17カ条」ベスト3」藤井利一 堺市御陵倫理法人会 実行委員(合同会社ヒューマン 代表)
堺市御陵倫理法人会内で「笑顔の自撮り事業部 部長」を担っている藤井リーチ氏。 発顕還元の原理について、真剣に考えた。 そして、いたるところで発顕還元の原理が起こっていることに気づく。 訪問看護と訪問介護の経営を行っている藤井氏は、80歳の母と妻の協力があって会社が回っていると感じている。 母には限界まで働いてもらい、元気なままでいてもらいたいと切に願う。 訪問看護の管理をしている妻にも、感謝してもしきれない。 2020年の定額給付金の10万円も、藤井家では子どもにもきっちり還元。 すると、2021年の年明けに、娘からお年玉をもらう。 娘は正に発顕還元を実践している。 独立して5年、最初は上手く行かずようやく、YouTube講演家 鴨頭嘉人氏(練馬区倫理法人会 相談役)に出会う。 2021年に身の回りの鴨ラーの影響で倫理法人会に入会。 中澤副会長のナカザワホールディングスでは壮大な経営目標があるが、それよりも注目しているのは毎年数多くの従業員の家族が(妻や子ども)が入社しているという点。 それだけ、社員からも愛されている企業だということ。 ヒューマンもそのような企業を目指す。
モーニングセミナー後はいつもの通りアゴーラ最上階サファイアの間で朝食交流会にて気付きをシェア。 素敵な一日の始まりとなりました。
(講演者に掲載の許可を得ています。無断転載は禁止させていただきます。)