2021/4/10 第30回経営者モーニングセミナー
今週は堺市議会議員である渕上顧問のご講話でした。政治家さんの 1 番の仕事である“伝える”ということを、笑いを交えながら話してくれたため聞きやすく、皆渕上顧問のファンになりました。また、嫌われる覚悟を持つことの必要性は我々、ビジスマンにも共通する心構えだなと共感しました。
講話「百術は一誠に如かず〜倫理に繋がった出会い〜」渕上猛志 堺市御陵倫理法人会 顧問(渕上猛志事務所 堺市議会議員)
1977年12月5日、堺生まれ・堺育ち、実家は文房具屋の五人兄妹の四男。 現在は奥様、3人のお子様の5人家族であり、職業は堺市議会議員(2期目/通算6年)。 趣味は旅行・登山で、通算50カ国に旅行経験がある。 新婚旅行ではアフリカ最高峰『キリマンジャロ』に挑戦。 5日目に残り20分で山頂という所でパートナーが高山病にかかるが、自分だけで山頂に登るという決断をしたことも。 7年間のサラリーマン時代を経て、政治の世界へ。 政治家を志した理由は、 1.中学時代に感じた平和の尊さ、2.世界で感じた日本と政治、3.街宣車で感じた快感 であり、まさにMUST・CAN・WANTの3つが重なる部分で仕事をすべきという考えと適合していたのが政治家だった。 政治家の秘書からスタートする予定において、縁あって大物政治家:小沢一郎氏と面談する事になる。 その縁で石川県で秘書としての仕事がスタート、1年後に大阪に戻ってくる。 そして、自ら表舞台にたつべく活動を進め、2015年に堺市議会議員初当選。
政治活動を進めるにあたって、自分のすぐ周りにいる支援者、よりも、その周りにいる有権者、よりも、その周りにいる自分にとって一番遠い、(選挙権のない)市民、の声を聞くことを心掛けていて、そうすることでバランスの良い政治・政策が出来るのではないかと考えている。 これは、支援者=顧客、有権者=顧客候補(見込み客)、市民=社会全体と置き換えると、ビジネスにも共通する考えといえる。 また、5%の支持率を得ることで当選できるという事実を踏まえ、八方美人になる必要なく、嫌われる覚悟・自分の軸を確立することができた。 倫理の活動は、政治のスタートを切った石川県にて4つの単会に秘書として訪問する機会から。 そんな中1年間だが物凄く可愛がってくれていた石川の方の話を、約2年前に堺市倫理法人会で話すと、偶然その場に訪れていた石川県の単会の会長がその方の知り合いで、連絡を取り合っていただき1週間後に海の幸を届けていただく、という不思議な縁も経験した。 現在、切に感じている倫理の教えは、 1.子は親の心を実演する名優である 【第5条 子女名優】 2.本を忘れず 3.末を乱さず 【第13条 反始慎終】 父は自身が26歳の時に他界しているが、最後の8年間はまともに口をきくことができなかった。 しかし、生前父と親交のあった人達が沢山支援者として力を貸してくれている。 まさに、本を忘れず。 今後の活動として、(実際の)里親になることと、保護司を一生続けることを宣言。
会員スピーチ 鈴木 ゆう子 実行委員
家庭の規範により己を尊ぶことが出来ずにいた。 最初についた職業は『介護職』だったが、その時も己を尊ぶことが出来ず入居者様に尽くす日々を続け疲弊して長くは続かなかった。 2019年に出身地の静岡を離れ、大阪に来る事になる。 その時も、家に籠ることがあった。 しかしこの時期が転機になり、“自分の為に思うままに生きる”と決め、SNSの発信を始める。【第16条 己を尊び人に及ぼす:尊己及人】 決意と覚悟を決めた、29歳春。
モーニングセミナー後はいつもの通りアゴーラ最上階サファイアの間で朝食交流会にて気付きをシェア。 素敵な一日の始まりとなりました。
(講演者に掲載の許可を得ています。無断転載は禁止させていただきます。)