2021/3/20 第27回経営者モーニングセミナー

今週は、通称ダイアナさんによる、まさにお名前通りの輝きに溢れた素敵さがあり、さらには人生の光と影(「明るい」という字は窓から差し込む月あかり。暗さがあるからこそ明るさがある)を考えさせられるご講話でした。鴨さんコミュニティの人たちは本当に人間味が溢れています。笑顔に引き込まれていく中で、幼少期から今までの人生の自己開示いただき、幸せを実感できる人生は自らで切り開いていかなければならないと思わせていただきました。


講話「ありがとう 今日は何回 言えるかな脇坂明美 堺市御陵倫理法人会 幹事(TEAM大好き株式会社 代表取締役)

大阪西成の“アンティーク”なアパートで幼少期を過ごす。
そんな家が嫌で、コンプレックスを抱いていた。
父は厳しく、父から可愛がられた記憶はない。
運動会のリレーの選手で走った際も『フォームが悪い!』と言われたり、家族に料理を振る舞った際も『美味すぎて食べ過ぎてしまう!』と理不尽に叱責されたり。
そんな辛い思いが後を絶たない日々を過ごした。
しかし、そんな中でも母の『明美には価値があるのよ』という後々の日々にも常に影響を与えてくれている言葉と、優しい兄の存在で、20歳まで外に嫌いな人はいなかった。

人の役に立ちたいと思い看護師の道へ。
結婚・出産を経て、復職した際は救急病院で多忙な日々を過ごし、徐々に夫婦仲・家族の雰囲気も悪くなってしまっていた。
結果、極度の上り性になり、日々の病院での申し送り事項の際にも手が震えるようになる。
そんな折2018年に、人生を丸ごと変えてくれたスキンヘッドに出会う。
“YouTube講演家 鴨頭 嘉人”である。
この人しかいない!と『話し方の学校』に入学を決意。
話し方の学校で「好きなもの」をニックネームにする際、綺麗で憧れていたダイアナ妃から「ダイアナ」をニックネームに。
話し方の学校では、“笑顔”、“承認”、“感謝”と沢山の愛が溢れていた。
「感謝の宿題(今までの感謝を本人に直接伝える)」で、父と息子に感謝を伝え、父と、さらには中学生のときに川柳『ありがとう 今日は何回 言えるかな』を作って大切なメッセージを送ってくれていた息子さんとも、深く繋がり直すことも出来た。
そして、鴨頭さんからつながる新たな出会いに導かれ、Team大好き株式会社を設立。
楽読スクール、コーチング、カウンセリングと、人の命を救う医療業界から人の人生を救う仕事へと転身し、日々を過ごしている。

倫理法人会には過去1度入会するも退会してしまっていたが、話し方の学校で同期であった深井会長・中澤副会長の誘いもあって御陵へ再入会。
講話の前日3月19日には倫理指導を受け、沢山の倫理実践を授けてもらい、一部実践で早くも気持ちと状況の変化を実感。
倫理指導の凄さをまざまざと感じる事になる。 
今強く思うことは、目の前の出来事は全て自らの行いの写し鏡である、ということ。
自らの人生を変えるきっかけは、いつも自らの行動しかないのである。

会員スピーチ 西山 毅 実行委員(医療法人 山紀会 山本第三病院 外科医)

大阪西成で外科医をしている西山氏。
2020年10月に入会して、万人幸福の栞の言葉に胸を突き抜かれる。
西成区には、“アウトドア派”の人が多いがそんな中でも、自分軸を持ち幸せそうに生きている人たちから学ぶことも沢山あると感じるようになった。
第4条【万象我師】でも言うよう、人は鏡。
どんな人でも経緯を表して接していくことで、自らを高めて行ける環境にある。
西成区ありがとう。


モーニングセミナー後はいつもの通りアゴーラ最上階サファイアの間で朝食交流会にて気付きをシェア。
素敵な一日の始まりとなりました。


(講演者に掲載の許可を得ています。無断転載は禁止させていただきます。)